2016年7月31日日曜日

ウッドバーニングストーブを0円工作で



キャンプで使う焚火ストーブ、薪ストーブ、または焚火台の中で
ウッドバーニングストーブとか 
2層式薪ストーブ等の名前の
完全燃焼で煙の出ないストーブがあります
購入すれば、良いもので8000円ほどしますが

今回は0円食堂ならぬ、
0円工作ということで
廃棄処分の材料から選んで作ることにしました

探し出した材料はこちら
煙突 オイル缶の蓋、ペンキの空き缶、クレーチングの切れ端

どれも廃棄処分なので0円でOKです



理屈はこうです
汚いイラストで申し訳ないのですが
2層の
内と外の間の空間を熱することで
上昇した空気が上部の穴から吹き出し
完全燃焼をして煙もでないという
優れたストーブです



それでは製作いってみよう

ペンキの空き缶の底に穴をあけて
空気抗とします




空き缶の上部に穴をあけます
使用後なのでペンキ等がついてますが
燃やせば消えますね

外側になる煙突の下部に穴をあけます
空気取り入れ抗です



煙突をカット
上下それぞれ4センチずつ、ペンキ缶より長くしています




ペンキ缶の上の余分な部分もグラインダーで切り取り



煙突の上部は折り返すので形成します
隙間は2センチです
それで4センチの長さで折ります



これはオプションなのですが
下部からの薪の差し入れ出来るように蓋を作ります


蝶番もその辺りに転がっていた使用済のものです
ペンキがついていました


それに合わせて、煙突にも切り出します
隙間があくと嫌なので
グラインダーではなく、ノミで叩き切ります




それでは組み立てです
均等に空間が空くように 2センチの角材をはめ込みながら
ビス止めします
ビス止めが一番お手軽でしょう




下からみるとこんな感じです



上部は折り返してふさいでいます
角材をかませての叩いての形成です




これも使用済みの金具です


最後に耐火ペイントでお化粧
これはドネルケバブを自作した時に使ったペンキでした


完成です
ペンキを塗ることで美しくなりました
底にはオイル缶の蓋ですがなんでも構いません
蓋のしたに台をおいて直火禁止の所でも
対応できますね



クレーチングの切れ端で五徳の代わりにします




下から


上から


それでは燃やしてみましょう
上部の吹き出し口から熱せられた空気が吹き出し
よく燃えているの分かります
煙も出てません




下部に角材を入れ時のケースです

ストーブ自体は小さいので、
再々、小枝や薪を入れないといけませんが
下部に角材を入れ込んでおくと
長時間の燃焼が可能になります




こちらは大きな角ブロックの薪を投入したケースですが

燃焼が不安定ですね
薪の状態や風等に左右されて
自燃できる時と出来ない時があります



0円工作ということで、
廃棄材料で作ったので
耐久性は期待できません

本来ならステンレスの厚版で製作すれば
耐久性ばっちりですが

これはこれで大満足です


2016年7月29日金曜日

ダイナソー・ウクレレの製作



遠くヨーロッパに住む同級生から
小学生の息子のウクレレの製作を頼まれました

そんな製作レベルは無いと分かっているので
今ある手持ちのウクレレのリメイクで作りました

将来の夢は恐竜博士になることなので
ダイナソー風のウクレレがテーマです




まずは、塗装をはがします



ペグも交換するので外します
削り取ることで、薄くなって割れないか心配でした




との粉で目を埋めます




油性塗料だと、子どもは特にアレルギーを起こすかもしれないので
今回は水性塗料にしました

ちょっと写真では分かりにくいですが
ローズとメープルの濃淡の2色で
柄というか筋を描きこみ
恐竜の肌感を表現してみました

納得いくまで塗装は20回ぐらいしたと思います




次はインレイ等で
螺鈿細工です
S君なので S



恐竜の爪のイメージです



今回は彫刻刀で彫ってみました


爪のイメージです




透明の水性塗料で仕上げです
難しいですね
油性のほうが簡単に思えました





前後しますが、裏面用に 
デカールで恐竜のシルエットを作りました



こんな感じです

仕上げ塗装10回ぐらいでやっと段差が消えました



仕上げに金具類を取り付け



このギアペグ、amazonで安く買えました





高級っぽく見えます

弦もワースを張って完成です
製作期間は約3か月近くでした




ケースも新規に購入で
あとは、帰国を待つばかりです



2016年7月18日月曜日

材料費6000円!1日で作るカナディアンカヌーの製作記




6000円で1日で作るカナディアンカヌーの製作記


何故か、ふと「カナディアンカヌー」作ろうと思い立ちました
それも安くて簡単にが、テーマです

早速、ググりましたが、設計図は見ただけで難しく
無料のものは英語版がほとんどなので

それならと

画像から見よう見まねで作ることにしました


カナディアンカヌーってこれです



まずは材料から
・合板2枚
・ダンパネ4枚(プラスチック製のダンボールの略称)
・コーキング(クリア)6本
・板材 3800X120X15  1枚
・板材 3800X50X10  2枚
・ビス等

合板で骨組みを作り、ダンパネで貼り合せていくのです

全長380cm  幅 75cm  高さ 50cm



合板は1000円弱だし ダンパネは 600円で、
後で買い足したものも含めて
総額 6000円もしませんでした




それでは いってみよう

まずは 合板を対角線上にカット


繋ぎ合わせてみます  これが カヌーの底です



これで 長さは 3700mmになりますが


先が細いと割れやすいので 3500mmぐらいで先を両端、カットします





カヌーの底の形に チョークで大まかに描き
鉛筆で正確な線を出して、丸鋸でカットします
左右対称になるようにします



 繋いでるだけで 2枚は接続していません


綺麗なカーブになるようにやすり掛けします



裏側の角の面取りをします
こうしないと、ダンパネが使用とともに切れてきます



合板12mmでは強度がないと思い
板材で補強します 
 3600mmの長さの120X15mmの板を使いました
ホームセンターで買っても500円ほどでしょう

角をカンナで落とします




ビス止めします
これで合板も繋がりました


先に骨格を作ってもいいのですが
またひっくり返すのがめんどくさいので
先に底にダンパネを貼っときます
コーキングとビス止めです




ダンパネの原材料であるポリプロピレンは
一般的な接着材では無理です
コーキングだけでは接着できません
コーキングは 簡易な接着と防水対策だと思ってください

それで接着はビス止めです
今回は底には、帯鉄の上からビス止め
サイドは、ビスにワッシャをかませて打ち込みます



次にサイドを立ち上げていきます
見よう見まね 適当です
角度もこんなもんかな



先端部分は カーブを描いて
底から立ち上がるイメージなので
合板で組み合わせます

イメージをチョーク描き



両方の板を角度のついた角材でビス止め



下から見るとこんな感じです


底板との接続は L型金具で




 間は5か所立ち上げます
下に角度の付けた角材でビス止めしていきます
外側が高く 真ん中が低くとなだらかなカーブを描くようにします
センターと端では100mmの高さの差があります




強度のためと 座るために板材をビス止め
この上に余った合板を打ちつけて
座りやすくします


ここで作業時間は 半日で お昼の休憩



 立ち上げた板の間にまた合板の板を貼り
ボートの上側の縁取りをします





骨組みが出来たので
今度は ダンパネを貼り合せていきます
上側にはみ出た部分はカッターナイフでカット


ダンパネの箇所は
コーキングとビス止めです(ワッシャつき)



外側の縁取りの板 3800X50X10を
ダンパネの上からビス止め
カーブを描いているので 割れないように曲げていって
打ち付けます
これでダンパネも固定されました





切り取ったダンパネの残りを
先端部分をくるむように貼り付けます


仮に打ち付けます


3か所ぐらい切込みを入れて曲げていきます




コーキングとビス止めして
上の部分は少し残るようにカットします




ビスの出た部分をグラインダーで取ります


これは何かというと センターに打ち付ける板です
漕ぐときの足を支えるものです
トリマーで円形にカット




これで完成です
製作時間 1日






あとはオプションで ペンキを塗ります
ビスは帯鉄はステンレスでないなら、錆びますので
何らかの処理が必要です





DEBUのロゴを入れます





続いて パドルの製作です
 1800X200X30の板から作ります




設計図もないので想像で作ります



丸みを出します




先端をカットして先に取り付け
持ち手とします


オーク色にウレタン塗装


全て完成です




重量は40kgあります
1輪車で運びました




ちゃんと浮きました 
感激ですよ
これなら二人は余裕で乗れます


ただ、問題は漕ぎ方がよく分からず
思うように進みません

ちゃんと漕ぎ方を調べてないといけませんね



注意

あくまでも素人が
見よう見まねで作ったものなので
この製作記を参考にして作る場合は
自己責任でお願いいたします