2017年9月28日木曜日

コンテナボックスを木目塗装のテーブルへ


コンテナボックスを木目塗装のテーブルへ

キャンプには、なるべく荷物は少なくしたいですよね
そこで考えたのが
キャンプグッズを収納しているコンテナボックスを
テーブル代わりに使うことです

そのまま使ってもいいのですが
貧乏くさいので

アンティークな木目調のボックスに変身させました
プラスティックを木目にフェイク塗装するのです





ホームセンターなので売っている
このコンテナボックスにいつも
キャンプ用品を入れて持ち運びしています

これをテーブル代わりに使うことが多いのですが
アンティークな家具に変身です

これは木目のフェイク塗装の技術ですね

では、フェイク塗装の技を公開しますね


①ペーパーで傷つけます
 油脂が残らないようによく洗います


②プラスティック用のプライマーで
下地処理します

③黄色のラッカーを吹きます
 故意にムラのあるように吹きます



④エナメル塗料のブラックでフェイク木目を描きます
 下地がラッカーなので水性塗料ははじくので ×です
 木目は堅めの刷毛や堅めのスポンジたわしがいいです
 両方、使いました



フェイク木目塗料は、
下地、木目 仕上げと種類を変えたほうが
にじんで自然な仕上がりになります
今回は ラッカー → エナメル → ウレタンです


⑤ウレタンのオーク色で何回も重ね塗りしては
 水研ぎします
 ウレタンスプレーのほうが仕上がりは良いのですが
 手持ちのウレタン刷毛塗りが余ってたので
 こちらで塗装



これで3回目ぐらい

6回塗りました



ビンテージ感を出すために
100均で買ったお洒落な板をアンティーク塗装して
貼り付けました

そうすると、ウレタンの光沢とこの板が
マッチしないので
本体にもBRYWAXを塗布し
光沢を消して、
ビンテージ感をアップさえました



当然のことながら、持ち手も
フェイク木目塗装


なじんでいます



上部の板をどうするか悩んで
あちこち探してたのですが

黒ずんだ古材のイメージが良かったのですが
現物がないので
ベニヤで作り上げます



炭を塗りつけたり、BRYWAX塗ったり
いろいろしたのですが、
いまいち、イメージと違う


檜の白目の光沢が良いかと思い
檜のプレートを利用


こちらもBRYWAX仕上げ

ということで
コンテナボックスを木目塗装のテーブル完成



我ながら良い仕上がり



キャンプ場でも目立つこと間違いない






黒いバージョンがこちら

あと、違う方法もイメージがわいているので
近日、製作いたします














2017年9月26日火曜日

ゆりかごハンモックの製作



ゆりかごハンモックの製作をしました
正式にこんな名前があるわけではなく
ゆりかごハンモック自体もオリジナルです

ハンモックはもともとゆらゆらと気持ちいいものですが
そこに、ゆりかごをコラボさせようと思いついたのです

キャンプで使用したいので
組み立て解体できるように設計します



イメージや設計図のアイデアを
新聞紙に書き込みました
直径3m20cmの半円です



材料は南洋材の木材
1500X150X22の板があったので
その板でカーブと切り取ります



直径3m20cmのカーブの半円の板を5枚繋ぎにします
ロープに鉛筆を繋ぎ、コンパス代わりに描き
段ボールで型紙を切り取り
板に書き込みます
板幅は7cmです



大型ジグソーや小型のバンドソーがあれが
曲線カットは楽ですが
無いので丸鋸で切り取り
全然、余裕でした



ゆりかごハンモックは
設計では 片側5枚繋ぎの2枚合わせですので
20枚以上、切り出します



繋ぐ面をぴったりと合わせるために
接合する板同士を上下に合わせ
そこを斜めに切断します



次に上下の板をタイトボンドで張り合わせるのですが
連結する板同士を1まいづつ噛ませるために
端のほうは互い違いにします



上から押さえます


接合部分が 互い違いになっているのが
わかりますか?


補強でビスうち


上下に貼り合わせた板の
はみ出た部分をカット


連結はボルト3本で留めます



ゆりかごハンモック
仮に左右の板を連結してみました



連結部分に隙間があるものは
板切れを接着して隙間を埋めます
隙間があると力が分散せず、壊れる可能性がありますね



ゆりかごハンモックの組みあがったのを見て
エンドの部分の位置決めをして切り取り




板にネーム番号入れ



トリマーで端をR加工


研磨



う~ん、綺麗なRに綺麗な白色
このあと、オーク色に塗装


両端は蝶番で繋ぎます



ハンモックがずれないように
両端に段差をもうけました
実戦では あまり意味が無かったです




半円になっていない、
もう1枚継げばよかった


ゆりかごハンモックが広がらないように
左右の板を連結する棒です
ボルトで固定します



こんな感じです


悲劇
収納する時に、変にねじれて倒してしまい
折れてしまいました
完成していたのに
ほんとショックです

これは組み立てているときにも
起こりそうな事故なので補強することにしました


とりあえず、壊れたところをビスとボンドで接着






左右の板の裏側の面に
補強の板を取り付けることにしました

結果 22mmの板の3枚貼りとなります
パーツとしては 2枚貼りと 1枚ものです


ボルト穴も空けました

この補強の板は 元の2枚合わせの板の
隣接の継いでいる板の
両方を固定する仕組みです




ボルトの長さも変わるので 新たに買い
上からオーク色に塗装します



補強の板は左右 各4枚の 計8枚


完成です


重さは全部で20kgあります



ゆりかごハンモック 全セットです

実戦投入


 ゆりかごハンモック
組み立て段階から
注目の的でしたよ


理想はハンモックは 
コットンの白 
でも高かったので、手持ちのハンモックでセット


ゆりかごハンモック

ゆらゆらとほんと気持ちいいです


この ゆりかごハンモックは
こうすれば椅子としても使用できる
優れものなのです