2018年4月26日木曜日

煙突のある焚火台の製作


キャンプで使う焚火台の製作です
焚火をするときに面倒なのが着火
それと、あまり乾燥してなかったりして
薪の燃焼が続かず、炎が消えてしまうので
急いで、うちわや火吹き竹であおがないといけません

それを解消するのが煙突です
煙突があると、煙突効果といって
上昇気流が起こり
自然と、炎が燃え上がるのです

テントの設営もポップアップ式で
1分で完了するから、この煙突式焚火台だと
焚火遊びも速攻で可能ですよ




焚火台の部分は、配管のでかいもの(直径30cm)
緩やかなカーブになっています
何に使ってたかというと
削粉を吸い上げて、送る配管で
吹上装置といいます


あとは、亜鉛鋼板のスパイラルダクトの曲管
ペール缶の蓋、ステンレスの板、
写真に無いですが、ペール缶の切れ端


このステンレスの板を何に使うかというと


焚火台の中に差し込み、ボルト留め
空気の流れを焚火台の中で、いったん上にあげてから
下におろし、煙突に入れ込むのです
要は流れを強くするための細工



曲管を取り付けるために
縁を金槌で叩いて、取り付け面を作ります


こちらもボルト留め
ペール缶の蓋を両方に取り付けます



もう少し、焚火台の長さが欲しいので
付け足します


焚火台は湾曲をえがいてます



続いて脚の部分です
L型を30cmにカット



仕上がりはこんな感じです
前後で高さが違うので、調整してあります



もちろん、取り外し出来ます
センターのボルトで締めても緩んでくるので
小さなボルトを入れて固定します



煙突を差し込んで完成



耐熱塗料を吹きました


それでは、燃焼実験です



組み立てて、完成形
脚もぐらつきません


正面から見ました
半円形の仕切りが見えますね


火をつけたところ
すぐに燃え上がりました
さすが煙突効果


ちゃんと煙も出てくれてます


ここまでよく燃えるとは予想外でした


ロケットストーブの様に炎が煙突まで伸びています



これだと、焚き付けの際のイライラ解消です
ほんと良く燃えるので最高ですよ



網を置いて、バーベキュー仕様にも可能です



想定外だったのが、
あまりによく燃えるので
耐熱塗料が剥がれました
呉工業の耐熱塗料は600度までなので
高耐熱塗料するか焼き付けないといけませんね












2018年4月25日水曜日

格安自作 ランタンポール(パイルドライバー式)



過去、何回かランタンスタンドは製作しています

ランタンスタンドの製作

ランタンスタンドの製作②




でも、今回は、
ワンポールをハンマーで打ち込みタイプを
作ってみました



このカテで人気なのは、

スノーピーク(スノーピーク) パイルドライバー

6,000円近くしますね



自作なので、製作費は1,300円でした

それでは製作いってみよう!




材料ですが、ステンレスパイプ15mm
鉄筋、打ち込み丸カン
それに伸縮する13mmの伸縮棒
板材です
合わせて1300円


今回のポイントは2つありますが
その一つが、この伸縮棒
これは、110~190cm調整が出来ます
スノピのパイルドライバーとかは
ネジで締めて高さを調整しますが
この伸縮棒だと、くるくる回すだけで
高さ調整できます



もう一つのポイントは
鉄筋を曲げて作るランタンハンガー部分



これを上部に差し込むのですが
このカーブのランタンスタンドが欲しかったのです
それが、製作した動機ですよ




こんな曲線美が欲しかった
それと
鉄筋のギザギザをグラインダーで削り
鉄の荒々しさの美を醸し出させています




打ち込みマルカンの丸をカット


これは何かというと、
センターの穴にランタンポールを差し込み
左右にペグを打ち込んで固定するものです
軟弱地盤の時に使うものです


ブラックで塗装します



完成です

それでは、使ってみましょう


マルカンを半分ほど打ち込みます


固定用の板パーツを入れます


その上に、ステンレスポールを入れます




ステンレスポールに伸縮棒を入れます
ステンレスポールの半分までマルカンが
入っているので
伸縮棒も上の半分まで入ります


ランタンフックをランタンハンガーを差し込み完成です



少し問題が!
重みで伸縮棒が縮もうとします
この段階で止まりましたが
もっと高くしたい場合や、
重たいものを乗せるときは
何かで噛まして固定させないといけません


ハリケーンランタンをひっかけて
良い感じ
重量もかなりいけそうです

芝生地ですが、ペグで固定しなくても
大丈夫でした

















2018年4月10日火曜日

宙に浮くお洒落焚火台の製作




最近、キャンプにはまっていて
キャンプ用品を自作することが多いのですが
今回は、焚火台です

焚火台に脚が無くて、宙に浮いたまま焚火ができるという
優れものです

煙突で支えることにしましたよ
煙突を付けることで
煙が高いところからでるので
迷惑になりませんし
なによりも煙突効果でよく燃焼するのです



焚火台になるところはペール缶です



カットします
緩やかな斜めになっていますよ



研磨して塗料を取るのが手間なので
ドラム缶で燃やしました



底の部分はDAISOで200円のステンレスの板です


ビスで留めました
底の部分も台形になっています



煙突の取り付けもビスです


煙突の差込口を取り付けました


焚火台の底にL型金具で補強します



黒の耐熱塗料を吹くので研磨です



肝心の煙突ですが
亜鉛鋼板製のスパイラルダクトです
耐久性は、ステンレスの煙突ほどありませんが
値段が安いのと、強度があるからです
100mmの径のスパイラルダクトです
値段は4mで2,000円ほどでした
1Mほどにカット




煙突の自立はガイロープです


ロープ取り付け場所は4か所で
5本のロープを貼ります
荷重のかかるバック側に3本です





ロープ5本で煙突を自立させて、
水平部分に焚火台を取り付けるのです





T管で垂直の上下と水平のスパイラルダクトを
差し込みます
回転しないように、ボルトを差し込むので
穴があいていますね




耐熱塗料を吹きました


宙に浮くお洒落焚火台
完成です




組み立てですが
ペグを打ち込みガイロープで5点留めです
この時点では、あと1本の煙突が上に差す予定です





カラピナもL型金具で自作しました
強度が欲しいので8mmのロープを使いたかったからです


焚火台の部分を差し込み
回転しないようにボルトを留めます


火入れ
煙突が結構、高いです。3M近くあります
こうすることで、近隣キャンパーの煙害が
避けられます
雨が降っても、煙突が下まで通じてるので
雨は地面に落ちます





煙突効果でゴウゴウとよく燃えます
煙も大半は煙突で排出されますね




なかなか、いい感じじゃありませんか
これなら、煙突は外で、焚火台は
シェルター内で使えますね

強度もばっちりで、もっと長くしても大丈夫そうです