ピザ窯を自宅の狭い庭に作ってみました
どこでも設置できて、
出前があればホイホイと移動できるピザ窯です
そんなこだわりのせいで、製作が難しかったです
耐火セメントで固めれば簡単なのですが、
移動式とういうことなので、組み立てセットで作らないといけません
しかもなるべく安くという設定です
ようやく完成したので記事にしました
ピザ窯は、2層式のドーム型で
バーベキュー窯にもパン窯にもフォーメーションのチェンジが可能です
試行錯誤したのですが
最終的に材料は
・耐火レンガ 46個
・コンクリートブロック 8個
・コンクリートブロック(半ヨーカン) 8個
・石膏ボード 2枚
・L型鉄 4本
・グレーチング 3枚
・耐火モルタル 2袋
2万円でお釣りがくるぐらいです
対流を考えてドーム式の2層にします
耐火レンガは高いので、縦にじゃなくて横置きです
木材ブロックで型をとります
耐火レンガはB級品が安いです
(黒ずんだり、欠けたり、ブツブツがついています)
最初の失敗 ドームのブロックごとに耐火セメントで
パーツ分けをするつもりでした
失敗作 強度不足でした
縦置きも思案
耐火レンガが倍以上いるのでコスト的に却下
その分を石膏ボードにしました
アーチの裏側に耐火セメントで塗り固めることも思案
やはり強度が不足すると思い却下
それで、最終的にアーチの部分は
鉄のアングルを作ることにしました
鉄は熱や錆が心配ですが
10年はもつでしょう
鉄だから補修も簡単でしょうから!
L型のフェンス等に使う鉄を使います
角度をつける部分には切込みを入れます
アーチに曲げます
ボルトで組み立てます
アーチの下の床の部分はグレーチングを土台にしました
セメントで固めると重たくなりすぎます
煙突の部分です
缶で煙突を作り、耐火セメントで固めます
段差のある部分は コンクリートでパーツづくり
今回は、鉄加工、コンクリート加工、木材加工と盛りだくさんです
隙間の部分を鉄筋入りのアルミホイールで
埋めるパーツを作ります
最初は砂も入れたのですが、熱でアルミが溶けて
ピザの上に降り注ぐ恐れがあるのでやめました
それでは組み立てです
砂を引いて水平をだしてブロックを置きます
下の波板は燃え炭を受けるもので
この波板のサイズに合わせて組み立てます
スパンは48cmです
コンクリートブロックに半ヨーカンで1層目を作り
グレーチングを置きます
後ろは コンクロートブロック2段です
床は3列5行です
後ろの壁と隙間をあけて
対流させるのと、最初に2層目で燃やしたものを
下に落とすスペースです
鉄のアングルを置き
その横に半ヨーカンのコンクリートブロックおきます
段差があったので2センチの厚みのコンクリートで調整します
耐火煉瓦を積んでいきます
このフォルムが1番、ピザ窯らしいですが
空気がダダ漏れなのでだめですね
開口部は、熱気が逃げないように変形パーツを作っています
先述のアルミの隙間埋めを入れ上部パーツを作ります
耐火レンガは蓄熱です
その上の石膏ボードは断熱というか、
熱を逃さないためです
本来は耐火レンガやセメントで固めれば
簡単なのですが
移動組み立て式なのとコストの問題から
この仕様です
石膏ボードだと2枚で1200円です
角度を合わせて載せて完成です
下にトタン板を載せます
石膏ボードの燃焼実験をしたのですが
燃えませんが、高温度が続くともろくなるので
トタンで防ぎます
これで完成です
後部の形です
パン窯のフォーメーションです
バーベキュー・フォーメーションです
移動の時のフォーメーションです
乗用車でも積載可能です
内部
こんな感じで、
あなたの家にもピザ窯を持っていきます
それでは火入れ
まずは2層目を燃やして温めます
ホクホク 美味しいピザが出来上がりました
今回はアルミですが、次回は皿を用意しときますね
予想してたのですが
コンクリートで固めてないので
隙間があり、熱気が漏れますね
耐火衣料のような柔軟なもので被せないとだめなので
現在、探索中です
それと耐火レンガは雨に濡れると危険なので
普段はシートを被せていますよ