2018年1月15日月曜日

新聞紙から練炭づくり(紙薪・ペーパーログ)




新聞紙から練炭づくり(紙薪・ペーパーログ)

新聞紙は焚き付けには良いのですが
燃料として使うには、問題ありますね
新聞紙1枚だとすぐ消えてしまうし
まとめると燃焼が悪く消えてしまいます
また軽いので舞い上がる灰にも困ります

でも、新聞紙を水で溶かし固めると燃料として使えます

それを、紙薪とかペーパーログとか言って
Amazonとかでも製作機を販売しています

でも、それはレンガ状なので、燃焼が悪いですね




それで、練炭のように穴の開いている紙薪を
作ってみました

練炭づくりと言ってますが
炭ではないです。形状が練炭ですよ




ペンキの缶の底に穴をあけ
そこに丸棒を通し
上から押しこもうと思いました




直径15mmの穴を写真のように開けました
ペンキの缶は弱いかと思い、木の板で補強しました




完成です
それで、新聞紙をふやかして詰め込み
圧力をかけるために大ハンマーで叩いたところ
補強したにもかかわらず、
ペンキの缶がこわれてしまいました


2号機の製作へ



底部に圧力がかかるので
底部を固定して
上から左のハチの巣みたいな板材を押し込む機構にしました
まあ、鉄で製作すれば良いのですが
値段も高くなるし、溶接等が手間だし
ようは手抜きで木製です






こちらのほうが、新聞紙パルプを上から
隙間なく詰め込みやすいです




新聞紙パルプを詰め込んだら
木枠を入れて上から圧力をかけます


側を外してこんな感じです



乾燥させてこんな感じです

うん!これは、新聞紙練炭ですね






新聞紙ですから、すぐに火が付きました


しばらくして、炎もおさまり
炭のような状態になりました







燃焼時間は15分ほどでしょか

思いのほか、この新聞紙の練炭は
火付きと火持ちがいいのに感心しましたよ

災害時にも使えますね

動画です












2018年1月10日水曜日

丸鋸からナイフの製作





今回は丸鋸からナイフを作ってみました

前回はこれ
鉄工やすりからナイフづくり

製材所等のプロが使う丸鋸ですので
厚みもあるし硬いし
ナイフに転用できますね






研磨不能となり役目の終えた丸鋸です
プロ用ですからデカイですよ
直径60cm以上あります



ラフなデッサンで、これが設計図
丸鋸の穴を利用します


切り取りましたが、やはり硬いですね
20分ほどかかりました




今回は、焼き工程は無しです
グラインダー、やすり等で形を整えていきます



後は、砥石作業を残すばかりの仕上がりです


ハンドルの製作
今回も欅を使います



2液混合エポキシで接着
薄いのでボルト締め出来ないので
ピン(釘)の切口を叩いて頭を作ります




そして、研磨と研ぎの入ります



丸鋸からナイフの製作
完成です

ダメージ感をほどこしています






裁縫はど素人ですね

2018年1月3日水曜日

鉄工やすりからナイフ作り

鉄工やすりからナイフ作り


今回は鉄工やすりからナイフを作りました

鉄なら何でも「ナイフ」に出来るわけではなくて
炭素工具鋼や合金工具鋼から出来ている「やすり」が
ナイフに加工するのに適しています






平型の鉄工やすり。目が無くなり廃棄処分するつもりでした
これから二つのナイフを作る予定です
焼きなましをして鉄を柔らかくします


二つに裁断
焼きなましをしなかったら
時間がかかったでしょう



ディスクグラインダーでナイフの形にカット



グラインダーで加工していきます




グラインダーでは、こんな仕上がりです




続いて、ヒルトといって刃の部分と持ち手の間に入れる
指の滑り止めのための突起を作ります
キーで製作しました



ディスクグラインダで粗削りして
手動でやすりがけ




この段階になって、設計図を書きます
実はヒルトを作らずに
鉄をむきだしのままのつもりでしたが
持ち手(ハンドル)も取り付けることにしたので
ここで設計図
いつも作りながら設計していくとう
適当な性格です





ヒルトの取り付け穴 2φ
ハンドル材の取り付け穴 4,5φ
紐取り付け穴  6φ


ハンドル材は 欅です



焼き入れと焼き戻しをします
焼き戻しは使い古しの天ぷら油で200度です



焼き戻しの後は、黒いのと油っぽいので
早く磨いてあげないといけませんね



ペーパーで80番→320番→400番
耐水ペーパーで1200番→2000番




最後は、回転砥石で研磨


最後の最後はパフ研磨



ヒルトをステンレス釘で取り付け
接着剤は エポキシ2種混合です


ハンドル材も接着
片面取り付けて、ボルト穴あけて
両面取り付けです



24時間後、コチコチに接着しました
ボルト締めはいらない感じ




ハンドル材を形成していきます


欅は磨いていくと、ほんと良い感じになります


この部分は鉄の部分がないので
埋めます



ハンドル材との接合には、
シュナイダーボルトを使いますが、
値段が高い。1000円以上します
それで、格安の組ねじを利用するつもりでしたが
+の切り込みを試しに研磨してみると
頭の部分が無くなってしまうので、使用不可に!
それで、単に釘を接着するだけにしました




4,5mmって、コンクリート釘しか
ホームセンターにはありませんでした


ボルト代わりの釘を切り取り
あとは最終、成形します
再度、ペーパーかけて、パフ磨きして
砥石で刃をつけます
ハンドル部は蜜蝋を塗ります

鉄工やすりからナイフ作りの完成です



初めてにしては、なかなかの良い出来栄え
満足です


やすりのギザギザが残ってて
ファイヤースターターも使えます


上から
 下から



ハンドルの所もやすりの面影が!


後ろから







丸鋸からナイフの製作