2018年2月26日月曜日

展開型テーブル収納木箱の製作



展開型テーブル収納木箱の製作

天井板2枚
南洋材合板6mm1枚
60X15mmの南洋材の枠板を必要量
サイズ 400X400X500



前にホームセンター等で売っている
プラスチック製のコンテナをフェイク塗装して
キャンプのテーブル&ボックスを作りました

コンテナボックスを木目塗装のテーブルへ

でも、調理していると必要なものがボックスの中で
それで、わざわざ蓋を外して取るのが
手間でした

それなら扉で開閉式のボックスにすれば
楽だと思いつき、
もちろん、そんなものは売っているはずもなく
自作することにしました
そして折角つくるのだから
横板からも展開して4面のテーブルにしようと
思います



作るボックスは梱包用の木箱のイメージです
なるべく軽くしたいので、合板はやめて
薄い天井板にしました
近くのバッタ屋で1枚100円と激安



梱包木箱ですから、枠板を四方に貼り付けます
裏からビス留め



正面以外の横3面の板
天井板はツキ板で厚みは7mmです
枠板は15mm



天と底は厚みが欲しいので
天井板と南洋材合板6mmを貼り合わせ

それで扉以外の5面をタイトボンドとビス留め
見栄えのために
ビス留めしてから天井板を張り付けています


続いて、
横から起き上がってきてテーブルとなる横板を作ります
持ち手の部分は切り取りしました


扉は観音開きです 2枚作ります
穴をあけて取っ手とします



展開するテーブル板は蝶番で取り付け
横2枚と後方1枚です



続いて内部にかかります
収納引き出しを作ります



引き出しを取り付け
2段の棚を取り付け
扉を取り付け
扉に調味料を置く棚を付けます



底に枠板を取る付けて脚とします



展開するテーブル板は板で噛ませて
水平にするので、その板の噛ませ木を取り付けます



こんな感じで板を噛ませます



水性のローズで塗装


ブライワックスでアンティーク感を作ります


天井板で作った理由です
仕上がりが抜群にいいのです
右は同じように合板に塗ったのですが
銘板のツキ板の天井板だと高級感がでますね



細かい細工をします
お玉等の取り付け金具



噛ませる板の収納
展開するテーブル板はマグネットで固定して
バタバタさせません


完成です



普段は収納コンテナとして保管
持ち手の部分はきちんと切り抜いてあります



収納してみました




テーブル展開したらこうなります




















2018年2月13日火曜日

100均で煙突ダンパーの自作


煙突ダンパーって知っているでしょうか?

薪ストーブを使っているひとは
知ってる人も多いと思いますが
煙突の排気量を調整するものです
俺は冬のキャンプで薪ストーブを使いますが
購入すると
結構、値段が高いのです
それで、製作することにしました



先に、煙突ダンパーの説明ですが
煙突の中に弁を設けて排気量を調整するのですが
その役割は
①燃え上がり方を調整する
②弁を塞いで、薪ストーブ内の温度を上昇させる
③弁を塞いで、煙突の温度を上げない
ということです

まあ実際には、
①俺の煙突は縦引きが3m近くあるので
煙突効果で激しく薪が燃えて、薪の消費が激しいです
それを抑える効果と

②就寝時とかに空気穴をほとんど閉じて(完全には閉じない)
煙突ダンパーで塞ぐと、長い時間ゆっくりと燃焼して
いつまでも暖かいのです




弁ですが、ダイソーで買った100円の
料理とかで使うステンレストレーです



煙突の直径は106mmですので
金ばさみで切り取りました



シャフトはその辺りに転がっていた4mm径のボルト
これをステンレスに切り込みを入れて
裏表の順に差し込むことにしました

大きめのボトルで叩きだします
板金です




こんな感じで差し込みますが
このままだと空回りする恐れがあるので
2mmの穴をあけてピンで留めることにしました




シャフトも折り曲げて出来上がり
あとは煙突に装着します


手を入れるとダンパーが全く見えないので
穴の位置が分からないですが
マジックで弁とシャフトを位置合わせしているので
ピンも難なく差し込めました




良い感じ


直角で閉まり、平行で全開です



エンドをボルトで締めてますので
抵抗があり、ハンドルに負荷がかかり
ハンドルの動きはいい感じに重たいです



それでは実戦投入



煙突ダンパーは横引きでセットしました
ダンパーを締めると炎が少し弱まります

縦引きと理屈は同じだと思うのですが
間違っているでしょうか

思い出したのですが、子どものころは
お風呂を薪で炊いていて
炊き上がったら、煙突の中に鉄板を差し込んで
排気を止めていました
空気穴も閉じてやります
そうすると、竈の火が長持ちするのです
毎日、学校から帰ったらお風呂を炊くのが
俺の役目だったな~















2018年2月6日火曜日

ナイフ製作③赤棒・白棒・青棒


ナイフ製作がマイブーム
今回は3作目となるナイフです
全長30cm  刃渡り18cmです
前2作とも思うような研磨が出来ず
鏡面となっていないので調べたら
金属の仕上げは青棒・赤棒・白棒を使うのですね
初めて知りました。
初心者でごめんなさい

丸鋸からナイフの製作

鉄工やすりからナイフ作り



素材は鉄工やすりです



前作は、こうなりました
今回は残り半分を作ってみることにしました



Pinterestでナイフの画像を多く集めて
イメージをふくらましてデザインします

ナイフって本当にゾクゾクする美しさがありますね
(そう!俺は変態です)




焼き戻しをして、グラインダーで加工していきます




ヒルトをキーで作りました
キーで作るものではありませんね
炭素鋼なので硬すぎで加工に四苦八苦



ようやく完成です



ハンドル材を作っていきます
今回は、南洋材のディルニアという木材です


ヒルトもはめて、ハンドルもぴったり合いました


着色しようと思っていましたが
いい塩梅なのでこのまま




焼き入れ、焼き戻しをして
ボルトも入れて接着です




それで、今回のメインの研磨剤
赤棒(粗磨き)→白棒(中磨き)→青棒(仕上げ)の順番です
パフに塗り付けてディスクグラインダーで
磨いていきます

Amazonで購入して1,800円でした

なかなか、難しいですね
簡単にピカピカになると思ってましたが
タイミングよく切り上げないと
濁りが出てしまいます





コツを掴んで、良い仕上がりになりました


鏡面になっているのが分かるでしょうか


ハンドルも素朴な味わいで
鏡面を引き立てます
撮影する手が写り込んでいますね
鉄工やすりの面影が出てて
これも良し!







牛革を縫いましたが
裁縫はまだまだ未熟です