2017年9月26日火曜日

ゆりかごハンモックの製作



ゆりかごハンモックの製作をしました
正式にこんな名前があるわけではなく
ゆりかごハンモック自体もオリジナルです

ハンモックはもともとゆらゆらと気持ちいいものですが
そこに、ゆりかごをコラボさせようと思いついたのです

キャンプで使用したいので
組み立て解体できるように設計します



イメージや設計図のアイデアを
新聞紙に書き込みました
直径3m20cmの半円です



材料は南洋材の木材
1500X150X22の板があったので
その板でカーブと切り取ります



直径3m20cmのカーブの半円の板を5枚繋ぎにします
ロープに鉛筆を繋ぎ、コンパス代わりに描き
段ボールで型紙を切り取り
板に書き込みます
板幅は7cmです



大型ジグソーや小型のバンドソーがあれが
曲線カットは楽ですが
無いので丸鋸で切り取り
全然、余裕でした



ゆりかごハンモックは
設計では 片側5枚繋ぎの2枚合わせですので
20枚以上、切り出します



繋ぐ面をぴったりと合わせるために
接合する板同士を上下に合わせ
そこを斜めに切断します



次に上下の板をタイトボンドで張り合わせるのですが
連結する板同士を1まいづつ噛ませるために
端のほうは互い違いにします



上から押さえます


接合部分が 互い違いになっているのが
わかりますか?


補強でビスうち


上下に貼り合わせた板の
はみ出た部分をカット


連結はボルト3本で留めます



ゆりかごハンモック
仮に左右の板を連結してみました



連結部分に隙間があるものは
板切れを接着して隙間を埋めます
隙間があると力が分散せず、壊れる可能性がありますね



ゆりかごハンモックの組みあがったのを見て
エンドの部分の位置決めをして切り取り




板にネーム番号入れ



トリマーで端をR加工


研磨



う~ん、綺麗なRに綺麗な白色
このあと、オーク色に塗装


両端は蝶番で繋ぎます



ハンモックがずれないように
両端に段差をもうけました
実戦では あまり意味が無かったです




半円になっていない、
もう1枚継げばよかった


ゆりかごハンモックが広がらないように
左右の板を連結する棒です
ボルトで固定します



こんな感じです


悲劇
収納する時に、変にねじれて倒してしまい
折れてしまいました
完成していたのに
ほんとショックです

これは組み立てているときにも
起こりそうな事故なので補強することにしました


とりあえず、壊れたところをビスとボンドで接着






左右の板の裏側の面に
補強の板を取り付けることにしました

結果 22mmの板の3枚貼りとなります
パーツとしては 2枚貼りと 1枚ものです


ボルト穴も空けました

この補強の板は 元の2枚合わせの板の
隣接の継いでいる板の
両方を固定する仕組みです




ボルトの長さも変わるので 新たに買い
上からオーク色に塗装します



補強の板は左右 各4枚の 計8枚


完成です


重さは全部で20kgあります



ゆりかごハンモック 全セットです

実戦投入


 ゆりかごハンモック
組み立て段階から
注目の的でしたよ


理想はハンモックは 
コットンの白 
でも高かったので、手持ちのハンモックでセット


ゆりかごハンモック

ゆらゆらとほんと気持ちいいです


この ゆりかごハンモックは
こうすれば椅子としても使用できる
優れものなのです




















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