2015年11月29日日曜日

どこでも ピザ窯 移動式(フォーメーションチェンジ;バーベキュー・パン窯にも)



ピザ窯を自宅の狭い庭に作ってみました
どこでも設置できて、
出前があればホイホイと移動できるピザ窯です
そんなこだわりのせいで、製作が難しかったです
耐火セメントで固めれば簡単なのですが、
移動式とういうことなので、組み立てセットで作らないといけません
しかもなるべく安くという設定です


ようやく完成したので記事にしました

ピザ窯は、2層式のドーム型
バーベキュー窯にもパン窯にもフォーメーションのチェンジが可能です

試行錯誤したのですが
最終的に材料は
・耐火レンガ  46個
・コンクリートブロック 8個
・コンクリートブロック(半ヨーカン) 8個
・石膏ボード   2枚
・L型鉄  4本
・グレーチング  3枚
・耐火モルタル  2袋

  2万円でお釣りがくるぐらいです


対流を考えてドーム式の2層にします
耐火レンガは高いので、縦にじゃなくて横置きです
木材ブロックで型をとります
耐火レンガはB級品が安いです
(黒ずんだり、欠けたり、ブツブツがついています)




最初の失敗 ドームのブロックごとに耐火セメントで
パーツ分けをするつもりでした



失敗作  強度不足でした


縦置きも思案
   耐火レンガが倍以上いるのでコスト的に却下
   その分を石膏ボードにしました


アーチの裏側に耐火セメントで塗り固めることも思案
やはり強度が不足すると思い却下


それで、最終的にアーチの部分は
鉄のアングルを作ることにしました
鉄は熱や錆が心配ですが
10年はもつでしょう
鉄だから補修も簡単でしょうから!
L型のフェンス等に使う鉄を使います
角度をつける部分には切込みを入れます




アーチに曲げます



ボルトで組み立てます




アーチの下の床の部分はグレーチングを土台にしました
セメントで固めると重たくなりすぎます



煙突の部分です
缶で煙突を作り、耐火セメントで固めます



段差のある部分は コンクリートでパーツづくり
今回は、鉄加工、コンクリート加工、木材加工と盛りだくさんです



隙間の部分を鉄筋入りのアルミホイールで
埋めるパーツを作ります
最初は砂も入れたのですが、熱でアルミが溶けて
ピザの上に降り注ぐ恐れがあるのでやめました




それでは組み立てです

砂を引いて水平をだしてブロックを置きます
下の波板は燃え炭を受けるもので
この波板のサイズに合わせて組み立てます
スパンは48cmです



コンクリートブロックに半ヨーカンで1層目を作り
グレーチングを置きます
後ろは コンクロートブロック2段です




床は3列5行です
後ろの壁と隙間をあけて
対流させるのと、最初に2層目で燃やしたものを
下に落とすスペースです




鉄のアングルを置き
その横に半ヨーカンのコンクリートブロックおきます
段差があったので2センチの厚みのコンクリートで調整します





耐火煉瓦を積んでいきます



このフォルムが1番、ピザ窯らしいですが
空気がダダ漏れなのでだめですね
開口部は、熱気が逃げないように変形パーツを作っています




先述のアルミの隙間埋めを入れ上部パーツを作ります

耐火レンガは蓄熱です
その上の石膏ボードは断熱というか、
熱を逃さないためです

本来は耐火レンガやセメントで固めれば
簡単なのですが
移動組み立て式なのとコストの問題から
この仕様です




石膏ボードだと2枚で1200円です
角度を合わせて載せて完成です
下にトタン板を載せます
石膏ボードの燃焼実験をしたのですが
燃えませんが、高温度が続くともろくなるので
トタンで防ぎます



これで完成です



後部の形です



パン窯のフォーメーションです



バーベキュー・フォーメーションです




移動の時のフォーメーションです
乗用車でも積載可能です




内部

 


こんな感じで、
あなたの家にもピザ窯を持っていきます




それでは火入れ
まずは2層目を燃やして温めます



ホクホク 美味しいピザが出来上がりました
今回はアルミですが、次回は皿を用意しときますね





予想してたのですが
コンクリートで固めてないので
隙間があり、熱気が漏れますね
耐火衣料のような柔軟なもので被せないとだめなので
現在、探索中です

それと耐火レンガは雨に濡れると危険なので
普段はシートを被せていますよ



2015年11月20日金曜日

エレキ・カリンバの製作



カリンバの製作の3作目です

今回は、100均グッズを使って ピエゾ・ピックアップを取り付けて

カリンバのエレキ化と 楽器並みの箱型ホール付で

音響性能をあげてみました



材料は南洋材のディルニアという樹種です


ライニングを取り付けます
今回、曲線じゃなくて、角型にしたせいで
角を合わせるのに難攻しました

 ホールは3か所空けます



側板はアガチスです。熱湯でふやかして、アイロンで曲げます



型にはめます



続いて エレキ化のためのピックアップを取り付けます
100均で買ったブザー付のライトから 
ピエゾ素子を取り出します





ピエゾ素子を取り出してもライトは使えます





モノラルのジャックを購入しました


はんだ付けは得意じゃない
会社のスイッチの取り付けで使うぐらいです



補強の材も取り付けています
ピックアップも取り付け 後ろ側から入力です




側板の取り付けです。木材用の瞬間強力接着剤で貼り合せ
閉めます




打面も取り付けです



塗装過程です
サンダーで磨き、との粉、シーラー で下地を作り
8回ほど、塗装しました


今回は打面の反対側に金属板を取り付けて湾曲で
金属のピンを曲げます


今回も鍵盤は車のワイパーです
ピアノ線や自転車のフォークも考えました



取り付けます




完成です
スピーカに取り付けた写真ですが
オーディオインターフェースでDAWに取り込むつもりですよ

楽器の本体に心地よく響き
前回のものと比べて
音は最高に素晴らしいですよ