楽器のカホン(cajon)を作ってみました
カホンはペルー発祥の打楽器です。早速、「カホン手作り」でググってみると
多くの方が、手づくりにチャレンジしていますね
ホームセンターで売っている材料で作ってますので
打面はシナベニヤ、箱の部分は集成材の方がほとんどです。
そこは製材所の特権で、贅沢にも1枚の板から作ることにしました
5年以上乾燥して放置してあった板材で幅が広いのがありました
南洋材の堅木ですから、堅いし重いし、楽器には向いています
下の写真の板ですが
反っていないから柾引きですね。長さ3M近く、幅は35cm厚みは35mmです
これを使うことにしました
それで設計図ですが、
ググると、300X300X450のサイズが多いですね
でも、ここは黄金比が 1:1.618ですから
外形を 300X300X485にしました
バック側のホールですが、こちらは108mmの径にしました(煩悩の数)
・300X300X18 2枚(上・底)
・300X449X18 2枚(横)
・300X485X30 打面
・300X485X45 裏面
あとは、スナッピーを打面に当てます
それと少しでも円形の方が音が良いはずなので
角の繋ぎの木材を四角から三角にしました
それとオリジナルなアイデアでスナッピーを横からの可変式にしました
それでは製作開始
35mmのよく乾燥した堅い板を帯鋸に通すぐらいなら、プレナーで削る方が楽です |
打面や裏面も、35mmから4mmまで、もったいないけど削りました
帯鋸なら6枚取れますが、35cmは通りません
横切り機でカットですが、直角に一抹の不安がありましたけど、大丈夫でした |
続いてスナッピーの加工です ワイヤー派とスナッピー派に分かれますが Pearl パール スナッピー S-022がカホンの定番みたいですね
amazonで860円ほどでした
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半分に切ります マジックでラインをひき、ペンチで1本ずつ切断 |
丸棒に取り付けるのでやすりで面を取っています |
取りつけました |
それでは組立です
スナッピーは横から可変式です 横板に丸棒が回るには、きつめの穴をあけ通します |
出た部分をカット 横の板に穴を開けることが音響には密着しているので そんなに影響は無いと思います 海外のカホンの製作では横にホールがあるのも多いです |
10円玉でスナッピー可動部分を回して調整です |
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